Peace 社長blog

Peace代表取締役 土井けいじのブログです

【株式会社Peace】「目的」と「目標」の違いとは

株式会社Peace
代表取締役 土井けいじです。

 

前回、「目的」と「目標」の違いについてお話しました。
それでは「目的」と「目標」の違いについて説明します。


「目的」とは「存在意義」です。
「目標」とは、その通過点であったり、目的達成の手段のことです。

たとえば、「目的(=存在意義)」は「関わる人に成功していただくこと」
とすれば、関わる方たちが成功されれば、成功につながるからです。

 

一方、「目標」としては、「100冊単著で出版する」ということで
達成したとしても、だからといって目的は達していません。
現役で働く限り「関わる人に成功していただく」という目的はなくならないのです。
これで、目的と目標の違いは分かっていただけたかと思います。

 

それでは、企業の「目的」とはなんでしょうか?
本来、企業は良い商品やサービスを社会に提供し、お客さまに喜んでいただくことを
目的の一つとしています。

 

それから、それを通じて働いてくれる仲間を幸せにすることも、目的の一つです。
地域社会に貢献することも存在意義です。企業の「目的」です。

 

ピーター・ドラッカーは「独自の商品やサービスを提供すること」と
「働く人を活かす」ことを企業の目的に挙げていますが、同じことです。

 

その目的達成のために、お客さまに喜んでいただけるような

商品やサービスを提供して今年は「50億円の売上高をあげよう」とか

その結果「2億円の利益を出そう」というのは
「目標」なのです。「東証一部に上場しよう」も目標です。

 

つまり、「50億円売ろう」というのは、50億円分良い仕事をしてお客さまに
喜んでいただこうということです。それだけの評価を得ようということです。
それを目標に設定することは、社会に貢献しようとする目的と何一つ矛盾しないし
良い仕事をしようとするとき、それを尺度として「50億円分売れるくらい良い仕事をしよう」と考えるのが目標の役割でもあります。

 

ところが、多くの会社が間違ってしまっているのは
「50億円売ろう」「2億円の利益を出そう」という
本来なら「目標」とすべきことが、「目的」化していることです。

 

「良い仕事」をし「お客さま第一」を実践することを目的に

できるかどうか、さらに目的にし続けられるかどうかが大事ですね。

 

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